こんにちは。kayaです。
結婚相談所での婚活ってちょっと独特です。
特に、『仮交際』→『真剣交際(本交際)』の2段階に分かれている交際方法。
はじめて聞いたときは
仮交際ってなに?
いや、『仮』ってなに?
どう付き合えばいいの?
仮交際と真剣交際は何が違うの?
わ か ら ん !!
ってなりません?
私はなりました。
簡単に言うとこんな違いがあります。
※この定義は結婚相談所によって違う場合があるので注意して下さい。
では、具体的にどうやって交際を進めればいいのか。
今回はこの2つのうち『仮交際』について、元婚活女子の視点で進め方と注意点を解説していきます。
・結婚相談所の仮交際の進め方
・仮交際で注意するべきポイント
結婚相談所での仮交際の進め方と注意点
仮交際は、普通に出会って「付き合ってください」から始まる交際とは少し違います。
あくまでも友達以上恋人未満の状態で相手との相性を見極める期間。
仮交際開始=いきなり彼氏彼女の状態になるわけではないということです。
だから仮交際の期間はルール上、他の人と同時進行で交際することも、お見合いすることもOKとされています。
ではこの独特なシステムの中でどうやって交際を進めて親密になっていけばいいのかを解説していきます。
仮交際の進め方
仮交際に進むかどうかは、お見合い後に決めます。
会ってみて「相手の方をもっと知りたいな」と思ったら結婚相談所経由で仮交際OKの旨を伝えます。
相手も同じように思っていれば晴れて仮交際成立。
フルネームと連絡先が開示され、2人で直接やり取りを始めることになります。
そこからは2人で徐々に心の距離を詰めていきましょう。
では具体的にどんな風に進めるのが良いのか、実際に仮交際を経験した元婚活女子的視点も含めて解説していきます。
仮交際の期間ってどれくらいがいいの?
結婚相談所にもよりますが、1~3ヶ月を目安に真剣交際に進むことを推奨しているところが多いようです。
でも一般的な交際を基準に考えるとだいぶ短い期間ですよね。
こんなに短期間で結婚前提の真剣交際に進むなんてできない!
と思う人もいるでしょう。
でもこれはあくまで目安です。
個人的な経験上、3ヶ月以上続けて仮交際していても、判断を急かされるということはありませんでした。
もし判断を求められて「もう少し時間が欲しいな」と思ったら、相談所の担当さんに正直に伝えましょう。
それでも執拗に急かしたりする担当さんならチェンジしてOKです。
結婚するのは自分ですから、自分のペースを無理に崩してまで進める必要はありません。
仮交際中の連絡の頻度は?
仮交際中の連絡の頻度について正解はありません。
強いて言うなら相手次第です。
毎日連絡したら迷惑かな?
週数回だと連絡不精だと思われるかな?
とモヤモヤするのであれば、次に会った時に相手の方に、
私は毎日連絡と取りたいと思っているけど、
○○さんはどうですか?
などと聞いてみましょう。
そして相手の意見も尊重して、落としどころを見つければOK。
どちらかが無理をしている関係はいずれ破綻してしまいますからね。
そして、連絡をとる上で一つだけ守ったほうがいいのは、しつこくしないということ。
相手から返信が無いのに一方的にLINEを送り続けたり、返信を急かしたりするのはNGです。
そういうことをしてしまう人は、相手の都合を考えられない人。
連絡ひとつとっても、相手への思いやりがベースに無いと上手くいきませんから気をつけましょう。
仮交際中のデートの頻度は?
仮交際中のデートの頻度もお互いの都合でOK。
でも会わなさすぎるのは良くありません。
なぜなら、オンライン上のコミュニケーションで得る情報量は、実際に会って得る情報量にはかなわないからです。
ただでさえ交際期間が短い結婚相談所での仮交際。
相手に直接会うことだけは優先順位を上げて、相手の事を短期間でより多く知る努力がマストです。
具体的には、出来れば週1回くらいはデートしたいところ。
だいたいデート3回目くらいで相手の本性がわかります。
だから、週1回ペースで会えば、1ヶ月くらいでアリかナシかの判断がつけられるのです。
会って1ヶ月で判断しちゃうとか、
ちょっとペースが速い
と思うかもしれません。
もちろん自分のペースでOK。
必ずしも1ヶ月で決断する必要はありません。
しかし、お互いが結婚を真剣に望んでいる者同士であるということは頭の片隅にいれておいてください。
ダラダラ付き合うことは相手の貴重な時間を奪うことにもつながります。
特に女性は時間が経つごとに結婚の難易度が上がってしまいます。
早めに判断するということは相手を思いやりでもあるのです。
どこでデートすればいいの?
仮交際中のデートの場所は、以下のようなポイントで選ぶのがオススメです。
*お互いの家の中間地点(できれば女性の自宅寄り)
*ゆっくり会話ができる場所
*お互いの共通の趣味に関する場所
*電車で行ける場所
ではこれらの場所をおすすめする理由を解説していきます。
お互いの家の中間地点(できれば女性の自宅寄り)
待ち合わせまでの移動でどちらかが疲れてしまってはデートが盛りあがりません。
お互いの家の中間地点であれば、お互い移動距離はだいたい同じですから問題ないですよね。
また、女性は男性よりも身支度に時間がかかるので、女性の自宅に近い場所にする心遣いがあるとより良いです。
ゆっくり会話ができる場所
仮交際中は出来るだけ静かでゆっくり会話ができる場所でのデートがオススメです。
仮交際という短い期間でお互いを知るために、出来るだけ多くの会話を交わす必要があるからです。
個人的に良かったデースポットはホテルのアフタヌーンティー。
ホテルの綺麗な空間でテンションも上がるし、ゆっくりお茶をしながら会話も弾みます。
逆にイマイチだったのは、デートの定番である映画館です。
悪くはないのですが、観ている間は会話ができません。
そのあとお茶をするにしても、映画をみて若干疲れた状態なので、あまり会話も弾まず・・・。
まあ、これは個人の見解でもありますので、参考までにしてください。
ただ、一つだけ注意点として、ゆっくり会話できるとしても密室状態になる場所は避けた方がいいです。
女性によっては、よく知らない人と密室で二人きりになるのを不安に思う人もいるからです。
女性が安心してゆっくり会話できる場所を選びましょう。
お互いの共通の趣味に関する場所
共通の趣味がある場合は、必ずデートの場所には反映させるべきです。
共通の趣味があるというのは婚活至上最強の状況だからです。
この機会を逃す手はありません。
それに共通項があると自然と絆のようなものが生まれますし、会話の弾み方も全く違いますからね。
好きなものを共有してお互い楽しい時間を過ごしましょう。
電車で行ける場所
仮交際の初期は特に車でのお出かけは避けた方が無難です。
女性によっては、まだ良く知らない人の車に乗るのは不安に思う人もいるからです。
だから、女性が希望するまでは電車移動で行ける場所を選ぶことをおすすめします。
どんな会話をすればいいの?
仮交際はお互いを知る期間ですから、基本的に日常会話でOKです。
ただ、お互いに結婚を真剣に考えている身。
会話内容も徐々にステップアップさせる必要はあります。
具体的には以下のような感じで会話を進めてみるのがオススメです。
初めてのデートからいきなり結婚観等の話に入ってしまうとちょっと重いです。
しかし、ずっと無難な日常会話だけしているのも、一緒にいる意味が分からなくなってしまい、先に進めません。
最初は楽しい時間を共有して相手の良いところをたくさん知る。
そして、先に進みたいと思ったら結婚観に突っ込んで聞いてみる。
という段階を踏んだ会話でお互いを知っていくことをおすすめします。
結婚相談所への状況報告はするべき?
仮交際中は結婚相談所へ逐一状況報告をする必要はありません。
相談事がある時、仮交際を終了したい時、真剣交際に進みたい時にすればOKです。
真剣交際に進みたいときはどうすればいい?
結婚相談所でのルール上では、真剣交際に進む際は相談所の担当者にその旨を連絡すればOKとなっています。
しかし、個人的には、事前にお互いの気持ちを確認してから相談所に伝えることをおすすめします。
いきなり相談所経由で真剣交際の申し込みがあるとちょっと戸惑いますからね。
確実に真剣交際に進みたいなら、直接相手に伝えてからの方が丁寧ですし、好感も持てます。
仮交際中の注意点
仮交際を順調に進めるためには注意しなければいけないこともあります。
それがこちら。
・意思表示は積極的にしよう
・距離は徐々に詰めよう
・相手の婚活状況について聞かない
・結婚相談所のルールは守ろう
では、この4つの注意点について詳しく解説していきます。
意思表示は積極的にしよう
相手への好意がある場合は積極的に伝えていきましょう。
出会って間もない状態で以心伝心というのはあり得ませんから、意識して伝えることが必要です。
これは直接でもいいですし、相談所の担当者経由で伝わっても嬉しいものです。
逆にお互いの意志が分からないと、交際が進まない原因になります。
参考までにお話しますと、過去に私が仮交際した人で、最初の連絡以外は1度も自分から連絡をしてこなかった人がいました。
だからデートに誘うのもいつも私から。
あまりに連絡してこないので、試しに1ヶ月こちらからの連絡を絶ってみると、その間も一向に連絡は来ず。
これは私にあんまり気が無いのかな・・・と思ってこちらから交際終了の連絡をしてしまいました。
結局相手の真意はわかりませんでしたが、少なくとも私は放置されているように感じてしまいました。
このような状況にならないためにも、積極的に連絡して自分の気持ちは意識して伝えましょう。
相手が何を考えているかわからない状況って、誰でも不安になりますからね。
距離は徐々に詰めよう
最初に言ったように、仮交際=彼氏・彼女ができた!というわけではありません。
だから、特に最初は相手と温度差があるかもしれないという前提で接した方が無難。
その相手との距離感を見誤ると相手が引いてしまう可能性があるからです。
具体的には、過度なボディタッチや、相手のプライベートに無理やり踏み込むような行為は控えましょう。
え?手をつないじゃいけないの?
キスもだめなの?
いえ、そうではありません。
一般的にキスは真剣交際に進んでからと言われていますが、明確に禁止されているわけではありません。
ただタイミングは考えなければいけません。
なぜなら相手があなたと同じ気持ちかどうかはわからないからです。
だから、一番NGなのは相手の気持ちを無視して一方的に距離を詰めることです。
要は相手の気持ちをちゃんと確認してからにしようぜってことです。
相手の気持ちが確認できたうえで距離を詰めるのが、上手く真剣交際に移行させるコツです。
相手の婚活状況については聞かない
仮交際中は、複数の異性と同時進行で交際している人もいますし、お見合いを継続している人もいます。
ですが、そんな相手の婚活状況については聞かないのがマナー。
気になる気持ちはわかりますが、聞かれた方は単純に言いづらいし、聞いても気分のいいものではありません。
他の人の事は気にせず、気持ちよく交際した方が相手への印象も良くなりますよ。
結婚相談所のルールは守ろう
結婚相談所によっては、『婚前交渉禁止』『外泊を伴う旅行禁止』などのルールがあります。
これらのルールは、トラブル回避のためでもあり、自分を守るためでもあります。
だから基本的にルールは守りましょう。
もしどうしてもルールを破るのであれば、何がどうなっても自己責任になります。
相談所に責任を負わせることはできませんし、相談所の規定で退会になっても従うしかありません。
ルールについては賛否あるでしょうが、これが結婚相談所で婚活するということです。
まとめ
ということで今回は、仮交際の進め方と注意点について解説しました。
今回解説してきたことを、仮交際で重要なこととしてまとめると2点に行きつきます。
・相手とのコミュニケーションをしっかりとる
・常に相手のことを思い遣って行動する
仮交際でなくても当たり前のことですよね。
でも仮交際しているなら、結婚するかもしれない相手ですからこれらを特に意識して接する必要があります。
そしてこれらがちゃんと実行できていれば、少なくとも相手に不快な思いをさせることはありません。
せっかくご縁のあったお相手ですから、出会いに感謝して丁寧に関係を育んでいきたいですよね。
仮交際をはじめ、結婚相談所のシステムは特殊ですが、上手く利用すれば結婚への近道になります。
コツを抑えて快適に婚活を進めていってくださいね。
ではこのへんで^^
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