「本当にこの人でいいの？」と結婚に迷ったときに自分の気持ちを見つめ直す10のプロセス

こんにちは。Kayaです。

結婚が現実的になってくると、「本当にこの人でいいの？」という迷いがふと頭をよぎることがあります。

交際中や婚約目前だからこそ、好きな気持ちだけでは決められないのが結婚。

将来に対する不安や、心の中の小さな違和感を放置すると、後々大きな後悔につながることも。

この記事では、そんな迷いがあるときに、自分の本当の気持ちを見つけて納得のいく選択ができるようになる10のプロセスをお伝えします。

「後悔しない選択をしたい」と願うあなたに、具体的で実践しやすいヒントを詰め込みました。

結婚を迷うのは自然なこと？よくある迷いの原因とは

どんなに仲の良いカップルでも、「本当にこの人と結婚していいのかな？」と迷いが生まれる瞬間はあるものです。

それは、決してマイナスではなく、“人生を真剣に考えている証拠”。

ここでは、よくある迷いの原因を見ていきましょう。

性格や価値観のズレ

小さなことの考え方や感じ方の違いが積み重なると、「ずっと一緒にいるのは難しいかも」と不安になることも。

例えば、片づけの習慣、仕事への考え方、休日の過ごし方など。

完璧に一致することは難しくても、歩み寄れる余地があるかが大切です。

将来のビジョンが一致していない

子どもが欲しい・欲しくない、住む場所、働き方など、将来に関する希望が食い違っていると「このまま進んでいいのかな」と迷う原因になります。

話し合っても埋まらない溝を感じると、結婚後の生活が不安になるのは当然のことです。

家族関係や金銭感覚の違い

結婚はふたりだけの問題ではなく、家族や経済のことも関わってきます。

相手の実家との関係、浪費癖や貯金への意識の差などに違和感があると、「この人のパートナーになって大丈夫かな？」という気持ちが湧いてきます。

相手にときめかなくなった

長く付き合っているうちに、ときめきが減ってくるのは自然なこと。

でも、それが「もう好きじゃないのかも…」と感じる原因になることもあります。

ただし、「恋愛のドキドキ」よりも「信頼や安心感」が大切になるのが結婚です。

「本当にこの人でいいの？」と迷った時に自分の気持ちを見つめ直す10のプロセス

「本当にこの人でいいの？」と迷った時に自分の気持ちを見つめ直す10のプロセスがこちら↓

では、このプロセスについて詳しく解説していきます。

【書く】感情を書き出して整理する

まずは、感情をノートやスマホに書き出してみることをおすすめします。

文字にすることで、感情が整理されて、頭の中のモヤモヤが明確になります。

また、書き出すことで、ぼんやりしていた不満や不安が「何に対するものなのか」が見えてきます。

今の相手に対する感情が「好き」なのか「惰性」なのか、「不安」なのか「不満」なのかの違いが明確になります。

気持ちを書き出すことは、現状を客観視して冷静になるためのプロセスです。

【話す】相手と率直に気持ちを共有する

不安や迷いを心の中にため込まず、勇気を出してパートナーと共有しましょう。

大切なのは「責める」のではなく「自分の気持ちを伝える」こと。

相手の反応から、どれだけあなたの不安を理解しようとしてくれるかが分かります。

遠慮せず、将来への不安や迷いを伝えることで、相手の対応力・誠実さ・価値観を確認することもできます。

また、話し合いを通して、関係がより深まることもあります。

相手との話し合いは、お互いの気持ちの方向性を確認するためのプロセスです。

【相談する】信頼できる第三者に意見を求める

友人、家族、結婚経験者、仲人等、信頼できる第三者に相談してみるのも非常に有効です。

客観的なフィードバックを貰うことで、自分の視野を広げることができます。

同世代のリアルな結婚観が参考になったり、共感してもらうことで気持ちが軽くなることもあります。

「ただの不安」なのか、「本当にやめたほうがいい兆候」なのか、他者の客観的な視点から答えが探し出せます。

人に相談することは、自分では気づけなかった新たな視点で可能性を探るプロセスです。

【ひとり時間】静かに心と向き合う

誰の意見も入れず、静かに自分の気持ちと向き合う時間を持ちましょう。

散歩をしたり、カフェで過ごしたり、スマホを見ずに思考を深めるのもおすすめです。

外からの情報や雑音を遮断し、本当の自分の気持ちに集中できます。

「周りが結婚しているから」「年齢的にそろそろ」など、外的要因で焦っていた自分に気づけることがあります。

ひとり時間を持つことは、「自分は本当はどうしたいか？」を感じ取り、決断するためのプロセスです。

【比較する】過去の恋愛と今を比べる

これまでの恋愛経験と今の相手との関係性を比べてみることで、相手の良さや違和感がよりはっきりと見えてきます。

今の相手との関係がどう違うのか、どれだけ自分が成長しているのかを確認できます。

また、自分が同じパターンを繰り返していないか、という視点でも、過去の後悔を繰り返さないためのヒントにもなります。

比較することは、自分の恋愛傾向に気づいて、今も同じ間違いを犯していないかを確かめるためのプロセスです。

【逆想像】別れた未来をシミュレーションする

「別れたらどう感じるか？」という逆説的な視点で考えてみることも有効です。

「もう会えなくなる」と想像して初めて見える感情もあります。

離れる未来をリアルに想像することで、「寂しい」だけなのか、「やっぱり一緒にいたい」という愛情なのか、気持ちの深さが確認できます

逆想像は今の気持ちが不安からの執着か、愛着かを見極めるプロセスです。

【生活視点】結婚後のリアルな生活を想像する

デートや楽しい思い出ではなく、「生活者としての相性」に注目してみましょう。

家事分担、金銭感覚、子どもの教育、老後の過ごし方などを考えてみることが大切です。

一緒に住んで・子どもを持つ未来をイメージすると、日常生活の視点での違和感にも気づくかもしれません。

結婚は「好き」より「生活できそうか」が決め手になることも。

生活視点での想像は、「この人とならやっていけそう」という安心感があるかどうかを見極めるプロセスです。

【理想との距離】理想と現実のギャップを知る

理想の結婚像を一度書き出して、今の相手とのギャップを比べてみましょう。

「思い描いていた理想」だけで選ぼうとしていた自分に気づけます。

自分の「結婚に求める条件」と現実のギャップを確認し、どこまでが許容範囲か、譲れない軸は何かを明確にすることで、妥協ではなく「選択」だと捉える視点を持つことができます。

理想との距離を測ることは、どこまでが許容範囲で、何が自分にとって本当に大事なのかを明確にするプロセスです。

【時間軸】今が結婚のベストタイミングか見極める

迷っている理由が相手ではなく、自分のタイミングにある場合もあります。

「相手はいい人でも今結婚すべきか？」「仕事・環境・精神面での準備は整っている？」という部分を考えてみましょう。

この視点で考えると、相手が悪いのではなく「今はまだ早い」という可能性に気づくことがあります。

タイミングという視点で考えることは、結婚そのものに対する心の準備が整っているかを確かめるプロセスです。

【未来ビジョン】10年後の関係を思い描く

最後に、長い目で見たときに、この人と一緒に成長し、支え合いながら生きていけそうかを考えてみてください。

未来を想像することで、一時的な感情ではなく、将来を見据えた判断ができるようになります。

ポイントは不安より「安心」「信頼」があるかどうか。

未来を想像することは、相手を恋愛ではなく「人生のパートナー」として見られているかどうかを確認するためのプロセスです。

それでも答えが出ないときはどうする？

どうしても結論が出ないときも、焦る必要はありません。

次の3つのポイントも検討しみてください。

焦らず「保留」も選択肢の一つ

「決めきれないなら別れるべき？」と急ぐ必要はありません。

迷っているなら一度“保留”して、時間をかけて見極めるのも立派な選択。

無理に答えを出すことが、後悔につながる場合もあります。

「今は結婚すべきタイミングか」を再確認

自分自身のキャリアや心の状態が、そもそも“今”結婚を決断できる時期かどうかを見直してみましょう。

環境やタイミングが整っていないことで、必要以上に不安を感じていることもあります。

一緒にいたいのは「幸せだから」か「不安だから」か？

「別れるのが怖いから」「今を逃したらもう結婚できない気がするから」といった理由で一緒にいる場合は要注意。

相手と一緒にいると“幸せになれそう”と感じるかどうかが、本質的な判断材料になります。

まとめ｜結婚に迷いがあるのは、真剣に向き合っている証拠

「この人と結婚していいのかな」と迷うのは、あなたが将来を大切に考えているからこそ。

悩むことを悪いことだと思わず、むしろ“本気で向き合っている証拠”として受け止めてください。

大切なのは、誰かの正解ではなく「あなたにとっての幸せ」を見つけること。

そのために、心の声を丁寧に拾い、納得できる答えを見つけていきましょう。

では今回はこのへんで^^